こんにちは
トランペットアンブシュア矯正コース
スクール代表の細川玄です
コロナ禍での緊急事態宣言によって
学校での練習場所、時間の制限が出たり
カラオケボックスも利用ができなくなったり
トランペット奏者にとっては
練習場所の確保が悩ましいご時世ですよね
前回に続いてウォームアップミュートを使った
練習方法をお教えします
普段より休憩をを多くとりましょう
ウォームアップミュートに関わらず
ミュートをトランペットに付けると
口元に戻って来る空気の圧力が変わります。
ミュート無しで練習している時と
同じ調子で吹いていると平たく言うと
アンブシュアを崩してしまいます。
よほど注意してミュートで練習を心掛けない限り
まずだいたい調子崩してしまいます。
かく言う私もずっとそうでした。
しかし
適切に休憩を取る事で
調子を崩すことを回避できるものです。
例えばこうしましょう。
Fの音をロングトーンで吹いたとしましょう。
この時注意すべきは3点あります。
■普段より小さい音で吹いているイメージで
■吹いた時間と同じだけ休みましょう、いえもっと休んでもよいです。
■「息のコントロール」をゆっくり動作確認しながら吹きましょう。
私の場合、普段は20分程度で
ウォーミングアップを終えますが
ウォームアップミュートを使うときは
40分かけます。
たっぷり時間を取ってすべての動作を
ゆっくり行ってみましょう。
普段、早く曲を吹きたいために
焦っている自分を再発見できる事も
あるかも知れません。
トランペットアンブシュアを学び
体に落とし込む勉強中は
焦りは一番よくありません。
いつでも再現性のある演奏が
出来るようになるためには
このような動作を自分自身で
ゆっくり確認出来ている事も
とても大切な練習になるのです。
スロープラクティス!
さあ、あなたも明日から始めてみませんか?