レッスン事例:30代男性 小中学校時代にクラシック 今度はジャズ・ピアノでアドリブを弾きたい!

 

皆さん、こんにちは。

東京都豊島区池袋東口徒歩1分

セプテンバーミュージックスクールジャズピアノ科講師

ジャズ・ピアニストの山口コージです

 

今回のブログでは

実際にレッスンに通われている生徒様(30代男性)

S様のレッスン内容を少しご紹介させていただきます。

 

レッスンに通おうか悩まれている貴方や

また、当スクールでどんなレッスンをしているのか

知りたい貴方への参考になればと思います。

 

ジャズピアノコースのご案内はこちらをご覧ください

無料体験レッスンはこちらから

 

 

クラシック・ピアノは弾けるが、ジャズ・ピアノにも憧れる

S様は小中学校時代にクラシック・ピアノを習っていました。

従って元々ピアノを弾く能力は高い方です。

最近になりジャズ・ピアノへの興味が増してきて

アドリブが弾けるようになりたいと思い

当スクールにいらっしゃいました。

 

このように基本的な鍵盤楽器の演奏技術も

音楽の知識も備わっていて

ジャズ・ピアノも弾いてみたいと思う方は

一定数いらっしゃるのではないかと思います。

 

このブログの先には

同じ思いをお持ちの貴方にとって

とても大切で有益な事が書かれておりますので

ぜひ最後までお読みください。

 

 

まずは知っている曲を弾いてみよう

最初に次のような曲を弾いていただきました。

 

 

流石にクラシック・ピアノを習っていたS様

右手で流暢に澱みなくメロディを弾いていきます。

ところが左手で伴奏を上手くつけることができません。

見たことがないコードネームが登場するのです。

 

実はアドリブとコードネームには

密接な関係性があります。

従って先ずは

コードネームの理解から取り組むことにしました。

 

山口コージ先生のブログ

ジャズピアノを始めてみませんか

 

 

コードネームを覚えていこう

コードネームを覚えていくには

其々の記号の意味することの理解から始めます。

 

例えば譜例のCm7というコードですが

・C

・m

・7

と3つの要素に分解して理解していきます。

 

Cはベース音で「ド」を意味し

mは「マイナー」で暗い響きの特徴があり

7はベース音の「ド」から数えて7番目の音で・・・

 

というように。

 

次にCm7の押さえ方を理解していきます。

 

Cm7の押さえ方は原理原則では「ドミ(b)ソシ(b)」を4つ押さえますが

これ以外にも色々な押さえ方があります。

別に弾きやすい押さえ方であれば良く

そのためだったら2つ3つしか押さえなくても良いのです。

 

どの押さえ方がS様にとり弾きやすいか

S様と決めてゆきました。

 

そしてCm7は曲中で何回も登場します。

その度に反復してCm7を弾くことになり

Cm7というコードの押さえ方がS様の中で定着していきます。

 

このように曲に登場するコードネームを理解していきました。

 

 

 

次にアドリブの弾き方だ!

コードネームを理解した後はいよいよアドリブです。

 

アドリブは即興演奏との意識が働いてしまい

とかく難しく考えがちになります。

 

いきなり細かい音数の多いアドリブをしようと思えば確かに難しいです。

しかしアドリブは何も音数の多い流暢なら良いとも言えません。

単純なことでも成り立つアドリブも沢山あります。

 

そこでちょっとした発想でできるアドリブから始めます。

具体的にはは曲に出てくるのと全く同じ音を使い

譜例のようにタイミングをずらして弾いてみるのです。

 

 

S様はアドリブの取っ掛かりを掴んだようです。

「なるほど!」とばかりにコツを掴み

テーマのメロディを使い

次々とタイミングをズラしたアドリブを弾いていきます。

 

ひとつアドリブのパターンができました。

 

S様はこれでコツを掴み堰を切ったように

テーマに出て来るメロディだけを使って

幾つものパターンのアドリブを弾いてみせました。

 

S様がアドリブのコツを掴んだところで

少しパターンを増やしてアドリブを続けていきます。

 

次にテーマのメロディに加えて

コード・トーンも使ってアドリブを弾いてみます。

早速、覚えたてのコードを活用することになります。

 

S様はテーマのメロディを使ったアドリブに注力していたので

「コードトーン」を使って」と言われ不意をつかれました。

でも最初に習ったコードの構成音を思い出し

アドリブにその音を加えていきます。

 

 

コードトーンを使ったアドリブで最初は辿々しかったS様も

次第にコードトーンを織り交ぜていきました。

また習ったコードをさらに定着させることにも繋がりました。

 

 

 

ジャズピアノ科講師 山口コージ先生の人気ブログはこちら

ジャズのリズムってどうなっているの?

ジャズの即興演奏ってどのようにやっているの?

レッスン事例:50代男性 鍵盤はある程度弾けるが、もっと指を速く動かしてセッション・デビューしたい!

ジャズピアノを始めてみませんか

 

 

アドリブのレッスンにあたって

アドリブ習得へ向けてS様はこうして舵を切りました。

レッスンでアドリブを訓練するとき

2つのことを心掛けました。

 

  • 演奏を中断しない
  • 間違いに気を取られない

 

これらには重要な理由があります。

ジャズはアンサンブルでの演奏が前提ですから

自分が間違ったことを理由に演奏は中断されないからです。

演奏はどんどん前に進みます。

 

こうした理由で

普段のレッスン時から演奏を中断せず

どんどん前に進むクセがついていた方が

セッション・デビューにも繋がりやすいのです。

 

もう一つ重要なこと。

間違った音を弾いたと思っても気にしないことです。

 

間違った音というのは弾いた瞬間には決まりません。

次の音をどうするかにより

間違いが正しくもなり

そればかりか100点が200点にも300点にもなります。

これこそがアドリブの醍醐味と言っても過言ではありません。

 

だから「間違った⁈」と思っても演奏を止めない

そんなレッスンをS様と取り組んでおります。

 

 

どんどん他の楽曲にも挑戦する

こうして譜例1の曲を練習して1ヶ月。

ひととおりコードとアドリブに取り組んだ後は

他の楽曲にすすむことにしました。

 

S様とのレッスンではこのように

一曲のレッスンは比較的短い期間で

どんどん次の楽曲に進むようにしております。

 

その中で既出コードも登場するでしょう。

それらを何度か繰り返していくうちに

コードの知識が定着していくことと思います。

 

またアドリブもこれまで紹介したものに加えて

少しずつ進化した内容にも取り組んで行きます。

 

そうした中でアドリブが流暢になっていき

同時に知っている楽曲も増えればいいなと思います。

 

そのような過程を通じて

将来的にはセッション・デビューできれば良いなと思っています。

 

 

レッスンの意味

どんな芸事にも共通しておりますが楽器の演奏でも

ご自身だけで取り組みをされていると

問題点があっても発見できないか

発見が遅くなりがちです。

 

また問題点を発見できてもご自身で解決できなかったり

解決が遅くなり

上達が遠回りしてしまいがちです。

 

当スクールのレッスンでは

経験豊富な講師が

プロの目で生徒様のご様子をつぶさに観察します。

 

そして

  • 本当の問題点がどこにあり
  • どのように解決できるのか
  • どこまで改善されてきたのか

といった点を瞬時に見極めレッスンを組み立てていきます。

 

そして日々のレッスンの中で改善を実感していただけ

楽器の演奏が益々楽しくなり

上達に向けた大きな原動力になっていきます。

 

そうした点で当スクールでレッスンをご受講いただれば

独学より遥かに上達が早くなるメリットを

実感していただけると思います。

 

今伸び悩んでいると感じている貴方

このブログを読んで二人三脚で頑張ってみたいと思った貴方

是非一度、無料の体験レッスンを受けていただきたいです♪

 

そして

無料のコンテンツでなんとか・・・!

と考えている貴方も

 

お試しで無料の体験レッスンを受けてみませんか?

ご自身で練習した先

それが正しい方向に進んでいるのかの判断は

レッスンをご受講されて

その道のプロからのアプローチが必要だと思っています。

 

今、画面の前で悩んでいる

貴方からのご連絡を心よりお待ちしています。

 

 

セプテンバーミュージックスクール池袋本校
ジャズピアノ科講師:山口コージ

 

ジャズピアノコースのご案内はこちらをご覧ください

無料体験レッスンはこちらから