ジャズコントラバス(ウッドベース)コース講師のカイドーユタカです。
「ジャズの魅力はウォーキングベースだ、」と感じている、
と前回のブログで書きました。
「ジャズのウォーキングにおけるピチカート」その右手のフォーム
今回、コントラバス(ウッドベース)の弾き方のうち
「ジャズのウォーキングにおけるピチカート」
その右手のフォームについてお話しします。
ウォーキングのピチカートの時
弦をどのように右手指に当てるか
代表的なフォームは3種類
- 1フィンガー
⇒人差し指一本
- 2フィンガー
⇒人差し指と中指を一緒に
- オルタネイト
⇒人差し指と中指を交互に
以上の3種類のうち
どれが理想的なのでしょうか?
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ウォーキングベースの音は「太くて安定している」ことが重要
ジャズのライブを観に行ったり
動画などで海外のベーシスト
昔のベーシストから
最近のベーシストまで
様々なベーシストのウォーキング時のフォーム
観察してみると・・・
いろんな人がいるのです。
しかも一人のベーシストが
いくつかの弾き方を使い分けていたり
1フィンガーなの?
2フィンガーなの?
どちらかわからない弾き方だったりします。
きっとその人に合った
その時の右手のフォームがあるのでしょう。
それでは
これからウォーキングベースを弾きたい
という方はどうすれば良いのかというと
- 1フィンガーか
- 2フィンガー
どちらかで始めるのが良いと思います。
ウォーキングベースの音は
「太くて安定している」
ことが重要です。
コントラバス(ウッドベース)の弦は太くてテンションがきつめです。
しっかりした音を出すためには
右手指の広い面積を弦に当ててはじく必要があります。
右手指の広い面積を弦に当てた上で
無理なく安定して弾ける方法が理想と言えます。
私の場合、
コントラバス(ウッドベース)初心者の頃は
1フィンガーから始め1年かけて
2フィンガーに落ち着きました。
2フィンガーで弾く方法が
私には合っていたようです。
現在は曲のテンポや
はじく弦によって
1フィンガー↔2フィンガー↔オルタネイト↔??
無意識に使い分けています。
以上、ウォーキングベースの
右手のフォームについて
お話ししました。
ジャズコントラバスコース
講師:カイドーユタカ
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