こんにちは
トランペットアンブシュア矯正コース スクール
代表の細川玄です
力が抜ければ音が出る
余計な力入っていませんか?
私が演奏指導をしている
市民ジャズビッグバンドがあります。
トランペットセクションに
新しい方を迎えて練習を行いました。
いまコロナ禍もあり練習に参加できる方は
限られてしまっているのが現状です。
普段私は音楽指導で参加
させていただいているので
指揮者としての立場です。
しかし現在
リードトランペット奏者の方も参加が
なかなかできない状況にあります。
そんな中
見学を兼ねて新しい
トランペット奏者の方が来てくださいました。
みなさんもご経験あると思いますが
初めての楽団に行って、演奏する時って
やはり緊張しますよね。
そこで私がしばらくの間トランペットセクションに入り
リード(1st)を吹き、ガイド演奏をすることにしました。
ジャズビッグバンドのリードトランペットは
高い音が多く、その音域を長く吹く場所も
たくさんあり、高度な技術が必要になります。
改めて感じたことをお伝えしたいなと
思いました。
がんばって高い音を出そうとすると
口元や体に力が入ってしまう方、
そう、私もかつてはそうでした。
しかし力が入っているな、と感じる場合
トランペットを演奏するには
かなり余計な力が加わっている状態だと
ご認識いただいておいたほうが良いでしょう。
例えば
Low B♭はまあまあ楽に
音を出すことが出来ると思いますが
HighB♭はかなり力が入ってしまって、結果的に
音が出なかったり、長く続かなかったり。。
気持ちは大変よくわかります。
しかし
そのようなあなたも解決できる道があるのです。
結論から申し上げますと
唇を含む口元の力の入れ具合は、
それぞれの音程に加わる息の圧力を
支えられる程度の力があればよいのです。
ですから
高い音だから急にぎゅっと
力が必要になるわけではなく
トランペットで演奏される
一般的な2オクターブ半の音域は
下の音域から上の音域に向かうとき
徐々に息の圧力が増しますよね。
その圧力を支えると同じ分だけ
力があればよいのです。
下あごの重要性
「舌」と「息」のコントロールが出来ることが
大前提でありますが
下あごはマウスピースを安定して支えるための
重要な部分になります。
ハープという楽器がありますよね。
イメージできますでしょうか?
大変綺麗な音は弦をはじいたことで
生まれる振動からによるものです。
その弦を支えているのは
とても強い力のフレームです。
トランペットアンブシュアも同じなのです
下あごは振動する唇とそれを増幅させるための
最初の接点となるマウスピースをしっかりと
支えてくれる大事な部分になります。
この関係が理解出来てトランペット吹けるようになると
ビッグバンドのリードトランペットも
かなり楽に演奏することが出来るようになるのです。
参考ブログはこちら
音が揺れてしまう どうしたらいい?トランペットアンブシュア顎
セプテンバーミュージックスクール
代表 細川玄