こんにちは。
東京都豊島区池袋東口徒歩1分ジャズ専門音楽教室
セプテンバーミュージックスクール代表ジャズトランペット奏者の細川です。
先日は「ジャズアドリブマスターコース」に通う、 現在プロとして演奏活動を行っている音大卒20歳代女性のレッスンを行いました。
以前のブログにも書きましたが、彼女は音大を出て仕事の現場に出ると、大学では教えてもらえなかったジャズのスキルが必須と感じたと言っておられました。
これについてはこちらのブログをご覧ください。
レッスン事例:音大卒20代女性「ジャズのスキルは必須と感じた」
アメリカの一流ミュージシャンが演奏するグルーブを体得する
彼女のレッスンでは主に※マイナスワン CD を使って、先生と生徒様と交互にワンコーラスずつアドリブを吹いてゆくレッスンを行っています。
これは生徒様が自分のアドリブと先生のアドリブを客観的に比較できる大変有意義なシステムです。
MIDI音源は一切使用しません。アドリブは情報ではなく、生きた自分のメッセージであるということを重要視しているから、このマイナスワンCDを使用するスタイルでレッスンを行っているのです。
「あなたはいつもプロの演奏家をバックに練習をしているようなもの」
そう思えたら素晴らしい学びを沢山得られることでしょう。
通常のワンレッスンで5~6曲スイングやラテン、速い曲、ゆっくりな曲、様々なキーの曲を扱い、演奏して行きます。
本当にセッションさながらの生きたレッスンです。
このように当教室では、聞く力を養う事を大切にしています。
聞く力の大切さ、について以前の記事でご紹介していますので、こちらもどうぞ読んでみてください。
実際生徒様からは「この曲好きだから演奏したくなる」といった声を戴いています。
好きだから演奏したい、と思えたら上達はもう目の前です。
また「本番でこの曲のソロを吹くことになったから特訓をしたい」といった生徒様からの声を戴き、
その曲をどう吹いたら良いかを集中トレーニングする事もしばしば。
このようなリクエストも大歓迎しています。
実践のためのレッスンなのです。
コードネームも同時講習。コードの基本全て学べます。
プロ志向の方々には このレッスンの中で演奏することだけでなく、コードネーム や、その先のジャズ理論まで、包括的にレッスンをしています。
通常「コードアナライズ&ジャズ理論コース」で行なっている内容を、「ジャズアドリブマスターコース」の中では、ゆっくり進みますが、同様の内容ものを伝えています。
コードの基本を習得していただく時は4回~5回程度、通常のレッスンに組み込みます。
通常レッスンでは50分間、先生と一緒に演奏に集中しますが、コード習得期間は、
40分間はジャズアドリブのレッスンを。そして残りの10分でコードの解説をして次回までの課題を出しています。
これも生徒様がレッスンを進めてゆく上で「コードが必要だと感じてきなた」と思ったタイミングで先生が判断して進めるようにしています。
少しだけ、どのように進めているのか書いてみましょう。
まず基本となる三和音をメジャーとマイナー両方をしっかりと覚えていただきます。
覚え方には「コツ」があります。これも生徒様に対しては惜しみなく話ます。
次にセブンスコード、そしてオーギュメント、フラット5、サス4、ディミニッシュ、6th 。
少し難しくなりましたね。
これを少し時間をかけて行くことで、消化不良にならないように、生徒様の理解具合を見ながら進めています。
上記したコードをパっと頭の中で浮かぶようになったらしめたものです。
この時大切なことは「鍵盤でコードを覚えること」です。
なぜかと言うと、実際のアドリブでは机上で覚えた理論など 実践で役立てることはなかなか難しいものです。
しかし鍵盤でコードを引いた手の形、目で見た形、和音の響き、これを体で覚えることが何より重要なのです。
生徒様にはレッスンではピアノを実際に弾いてもらっています。
ピアノ初心者の方でも大丈夫。安心してください、先生が優しく教えますから。
個人で覚えようとしても、なかなか難しいことですし、実際トライして挫折を経験した経験をお持ちの方も多いでしょう。
先生と一緒にコードを覚えることは結果的に早い上達に繋がります。
実際にレッスンを受けた「生徒様の声」もどうぞお読みください。
あなたが受けている今のレッスンで本当に満足ですか?
アドリブレッスンを受けていて、やっぱり足りないスキルがあるなと思った方、そしてそのレッスンだけでは補えないと思った事はありませんか?
コードもフレーズもリズムもヒアリングも、全て同列でアドリブソロには必要なスキルです。
これを一度に学べることができるのが、他のミュージックスクールにはない、
セプテンバーミュージックスクールだけの強みなのです。
無料体験レッスンがございます。
悩んでおられる方は勇気をもってこの機会にまずは当スクールへお問い合わせください。
小さな一歩が大きな一歩になる事でしょう。
※ マイナスワンCD とは平たく言うとジャズを演奏するためのカラオケCDの事。
多くは伴奏となるピアノ、ドラム、ベースのみが収録されている。収録時実際にはサックスなどの演奏者がいて同時に収録している。そこからサックスのトラックのみをミュートする事でカラオケとなる。
実際にニューヨークで活躍する有名プレイヤーがセッションとして演奏している為、大変クオリティの高い演奏を伴奏として演奏する事が出来る事で、世界中のジャズプレイヤーや教育者から絶賛されている楽譜付きのロングセラーCDなのです。
P.S.受講生に心理的負担を掛けないために写真はイメージを使用しています。