こんにちは。

東京都豊島区池袋東口徒歩1分

セプテンバーミュージックスクール

ジャズコントラバス(ウッドベース)コース講師のカイドーユタカです。

 

前回、前々回のブログで

「コントラバス(ウッドベース)って大変」

というお話をしています。

 

今回は「コントラバス(ウッドベース)の持ち運び」

についてお話します。

 

仕事でコントラバスを日頃持ち歩いているわけですが、

よく話しかけられます。

「大変そうですね」

「そうですねえ、大変です。」

「重そうですね」

「ええまあ中が空洞なんで見た目ほどではないんですが・・」

「何kgくらいあるんですか?」

「全部で20kgくらいです。」

ライブ会場で

「どうやって来たんですか?」

「今日はクルマですけど電車で運ぶこともあります。」

などなど。

 

まず重さについてですが

コントラバスは大きさも重さも個体差に幅がある楽器です。

楽器本体は10kg~20kgくらいでしょうか、

これに加えて

ソフトケース+弓+弓ケース・・・

場合や人によって

譜面、ケーブル、その他機材等含めると

20kg以上になることもあるでしょう。

20kgを担いで歩くのはなかなかの重労働です。

 

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コントラバスを徒歩で運ぶ

電車などの公共交通機関を利用する場合も

自宅↔駅↔現場は徒歩になります。

私は大学生だった1990年代、

普通に肩に担いで歩いていました。

当時の使用楽器は3/4サイズで

コントラバスとしては軽量級でした。

ですから肩に担いで10分程度歩くのは可能でした。

 

当時、すでにタイヤを取り付けて転がして

運んでいるベーシストもいました。

これは、コントラバスのエンドピンを外して

そこへ一輪車を差し込んで装着するものです。

歩いて運ぶ場合、

この一輪車ほどスムーズで楽な

方法は無いでしょう。

 

私は使用したことは無いですが、

一輪車なら方向転換も、段差越えも

容易にできそうです。

と同時にデメリットも想像できます。

 

一輪車ゆえに安定感はゼロですから

・電車内でグラグラする

背が高くなり過ぎて

・ヘッドをぶつけそう

さらに値段も高かったと思います。

一輪車は、クルマ移動の時に

クルマ↔現場の移動で使用するのに良いかもしれません。

 

2000年代に入って私は

折りたたみキャリーカートを使い始めました。

これはかなり良いです。

 

メリットは

・自立させることができる(但し目を離してはいけない)

・安い(¥2,000~¥3,000)

・慣れれば片手がフリーな状態で歩ける

 

デメリットとしては

・キャリーカートがすぐ壊れる

(一年耐えられればよい方でした)

・自動改札を通りにくい

などがありました。

 

2010年代以降

コントラバス奏者の間ですっかり定着しているのが

ベースバギーという商品です。

街で見かけるコントラバス奏者の9割は

ベースバギー装着で歩いている印象です。

ベースバギーは2輪車にベルトが付いていて、

楽器下部側面にはまるようになっています。

難点は少々高額(¥20,000)なことですが

私は10年近く使用しているので

結果的に高くはないです。

 

 

コントラバスを自転車で運ぶ

コントラバスを自転車で運ぶ人は

かなり少数派だと思いますが・・

私は自転車で運んでいたことがあります。

 

大学生の時、

住んでいたアパートから大学まで

自転車で5分ほどだったので

楽器を片腕で担いで

自転車を片手運転していました。

 

交通量が少なめの道路ではありましたが

今思えばかなり危なかったです。

もしバランスを崩して転倒でもしたら

担いでいる楽器に振り回されて

大事故になっていた可能性があります。

 

コントラバス担いで片手運転は

絶対にやらないでください。

 

どうしても自転車で運びたい場合、

チャイルドトレーラーを利用すれば

方法が見つかりそうです。

チャイルドトレーラーは

こどもを乗せた二輪車を自転車でけん引するものです。

あくまで道路交通法に違反しないように

気を付けましょう。

 

コントラバスを電車で運ぶ

 

電車でのコントラバスの運搬についてお話します。

当然ながら、通勤ラッシュ時の混雑路線は

利用するべきではありません。

コントラバス奏者はオフピーク通勤を

心がけましょう。

 

ピーク時以外の時間帯では

少しでも空いている車両に乗るようにしています。

混雑していて乗るのが困難な線も

1本やり過ごすと

次の電車が空いていたりします。

時間に余裕を持つことも大事です。

 

車内でベストな場所は

先頭車両の先頭または

最後尾車両の最後尾の

カドに楽器を立てかけるという方法です。

乗車中混雑してきたら

楽器に壁ドンして守ることができます。

 

しかし、車両先端に場所をとれる確率は低いので

たいがいはドア横の手すりに

立てかけます。

 

常に気遣うべきことは

・周りの人に迷惑をかけない

・楽器に負担をかけない

ということです。

 

慣れるまでは気を遣い過ぎて

気疲れしてしまいます。

 

新幹線に乗る場合のお話をします。

各車輌の最後尾席の裏に

小さなスペースがあります。

このスペースにコントラバスが入った、

という話を聞いたことがありますが、

私にはコントラバスが入るほどの

スペースには見えませんでした。

 

新幹線では私は車輌端のデッキに立てかけます。

手を放しても大丈夫なように

ロープなどで手すりに縛って固定します。

 

ここでも周りの人に迷惑がかからないように

気遣うことが必要です。

デッキは乗客の共用スペースですから

独占するのはいけません。

 

次にバスでの持ち運びについて

バスは乗降口も通路も狭いですから

立っている乗客がいると

車内での移動がとても困難になります。

 

確実に空いている路線、時間帯以外は

利用しない方が良いかもしれません。

やはり混雑する場所で

大きな荷物を持ち運んでいると

気疲れしますね。

 

 

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ベーシストによっては

コントラバス、エレキベース、ベースアンプ

を一緒に電車で運ぶ人もいるようです。

これができる人は超人だと思います。

 

エレキベースを背負い、

コントラバスにベースバギー装着して押し、

アンプをキャリーカートに載せて引いて

歩くのでしょうが、

私はこれで移動できそうにありません。

平らな道を歩くだけなら可能ですが、

電車の乗降などどうしているのかナゾです。

 

10年ほど前、

エレキベースを背負って

コントラバスを押して

仕事に行ったことがあります。

少し濃いめの仕事を終えてからの

帰り道での出来事。

 

最寄り駅で電車を降り、

自宅への坂道を上っていると

両足がつってしまい、

歩けなくなりました。

両足がピーンとまっすぐのまま

動かないので

その場で10分間立ち尽くしていました。

 

それ以来、コントラバス+エレキベースの仕事の際は

クルマで行くようにしています。

 

次回のブログでは

クルマでの持ち運びに触れたいと思います。

 

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