ジャズピアノを始めてみませんか

こんにちは
東京都豊島区池袋東口徒歩1分

セプテンバーミュージックスクールジャズピアノ科講師

ジャズ・ピアニストの山口コージです

 

突然ですが

「昔ピアノを習っていたけど、再開してみようかな?」とか

「再開するなら、ジャズピアノにしてみようかな?」とか

考えておられる方々を見かけるようになってきました

 

今回はそんな方々のために

ブログを書いてみました!

 

このブログの先には
ジャズピアノを始めたい方々にとって

ためになることが書かれています

必見の内容ですので

どうぞ最後までお読みになってください。

 

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ジャズピアノで特徴的なこと

子供の時にピアノを習っていた方の多くは

「バイエル」や「チェルニー」など

クラシックピアノを習っていたと思います

 

その方々が大人になり

カフェや居酒屋のBGMで

ジャズを耳にする機会も多くなり

「お洒落で格好いい!今度ピアノを始めるならジャズかなぁ~」等と

思われた方も多いでしょう

 

みなさんが感じる通り

ジャズはお洒落で格好いい音楽です

聴いても演奏していても

とても楽しい音楽です

 

ジャズではピアノが頻繁に使われ

ジャズピアノというカテゴリーも確立されています

そんなジャズピアノですが

クラシックピアノと大きく異なる点があります。それは

 

・コードネームを基に演奏する

・即興で演奏する

・独特の(少しハネて)うねるリズム

・裏拍にアクセントがくる

概ね、この辺りでしょうか?

 

今回は冒頭に記した

「コードネームを基に演奏する」ことに

焦点を絞りお話しします

 

コードネームとは何?

子供の頃クラシックピアノだけを習われた方は

「コードネーム」と聞いて

ピンと来ないかもしれません

それもそのはずです

 

クラシックピアノの教則本や楽

譜は二段譜になっていて

其々の段に音符がびっしり書き込まれますが

コードネームは一切出てきません

 

ところがジャズピアノでは

コードネームを基に演奏します

 

もう少し具体的に説明しましょう

ジャズでは

「リードシート」と呼ばれる

一段譜の譜面を基に演奏します

そこには主要なメロディの

音符が五線譜に記譜され

その上段に「C」とか「F」とか

不可思議なアルファベット記号が

書かれています

これが「コードネーム」で

和音やハーモニーの響きを

記号化して表しているのです

 

ジャズピアノでは

この「コードネーム」を見て

「ドミソ」とか「ファラド」と

伴盤を押さえます

 

この「ドミソ」とか「ファラド」は

クラシックピアノのように

いちいち音符では書かれません

 

一見不可思議なアルファベットを見た瞬間に

「ドミソ」等と押さえるのです

この辺りは

フォークギターをやっておられた方は

馴染みがあるかもしれません

 

フォークギターも

「歌詞」と「コードネーム」が

書かれたシートがあり

「コードネーム」を見た瞬間に

フレットを押さえてコードを

「ジャーン」と鳴らしますから

 

ジャズピアノでも先ずは

この「コードネーム」に

慣れる必要があります

 

ところが

「コードネーム」に慣れていらっしゃらない方は

「C」とか「F」とかの

アルファベット記号だけで演奏しろと言われても

途方に暮れるばかりかもしれません

 

そこで当スクールでは

「リードシート」と呼ばれる譜面を使い

無理なく「コードネーム」と

その押さえ方がマスターできるように

レッスンを進めていきます

 

コードネームを学ぶには?

ここで私の個人的な話をしましょう

私は6歳から

エレクトーン教室に通い始めました

(ピアノではありません)

エレクトーン教室は

一般的なクラシックピアノ教室と違い

最初から「コードネーム」を習得させます

 

私の場合もそうでした

うっすら記憶に残っていることを

お話ししましょう

 

教室に通い始めるなり

いきなり「Cのカデンツァ」なるものを

覚えさせられました。それは・・・

「C ~F ~G7ーC」

と言う「コードネーム」(コード進行)でした

 

エレクトーンですから

左足で弾くペダル伴盤もあります

左手で其々のコードネームに

対応する3つの音で構成する和音

左足でそれぞれのコードネームの

ルート(根音)を覚えていくのです

 

この種の宿題が毎週課され

週ごとにコードネーム(進行)を

徐々に覚えていく・・・

 

少年時代は

こんなルーティンを通じて

コードネーム(進行)を覚えていきました

 

教科書的なものを基にした

機械的・網羅的・体系的な方法ですよね

こんな掛け算の九九みたいな覚え方は

脳味噌が柔らかい子供の頃だったからこそ

出来たかもしれません

 

そういうことを踏まえ当スクールでは

こうした方法でレッスンを進めることはありません

もっと自然体で

生徒様お一人お一人のご希望に

ダイレクトに繋がるカタチで

レッスンを進めます。

 

具体的には

みなさんが弾いてみたい楽曲・・・

例えばジャズの名曲(ポップスの名曲でも構いません)

を題材に「リードシート」を用意し

そこに書かれているコードネームを

徐々に覚えていくレッスンをしていきます

 

でも

これをお読みになった方の中には

「一旦コードネームを覚えても、すぐに忘れるかも」と

不安になる方もおられるでしょう

 

そこは大丈夫、ご安心ください。

レッスンでは

幾つかのご希望の曲をとりあげ

順ぐりに進めていきます

 

その際に他のジャズの名曲で

「あっ前に習った曲にも出てきたコードネームだ!」と

思い出しがあるでしょう

 

そのときに

一度覚えたコードネームを

再び覚え直せば良いのです

 

反復効果も相乗して

よりコードネームが自然と身体に

定着していくことでしょう

 

こうして徐々に「コードネーム」を

習得していきましょう!

コード進行も同時に学んでいきましょう

 

先ほど私がお話した中で

「C ~F ~G7ーC」

と言うコードネーム(コード進行)がありました

 

「コードネーム」のことではありません

「コード進行」のことです

 

「コード進行」も

「コードネーム」と密接な結び付きがあるのです

 

一言で「コードネーム」と言っても沢山あり

それらを闇雲に押さえるわけにはいきません

 

「コードネーム」同士を

どう繋げれば(進行させれば)良いか

ルールや規則性があるのです

 

「コードネーム」を学んでいく中で

「コード進行」のことも同時に学んでいきましょう

 

こちらもご心配なく

「コードネームを学ぶには」と同様

無理なくより自然体なカタチで

レッスンを進めていきます

 

 

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コードネームを覚えた効果について

「コードネーム」を覚えると

「リードシート」だけで

曲を演奏できるようになっていきます。

 

一説によると「コードネーム」は

1900年頃にジャズの誕生・発展とともに

体系化されたと言われています

 

それ以前は

和音の記号化についての理論が提唱されたものの

一般的ではなかったようです

 

従って和音の響きは

一つ一つ音符化するのが一般的だったようです

だからクラシックピアノでは

楽譜にコードネームの記載がなく

全ての和音が音符化されて

演奏内容が指示されるのです。

 

こうした方法論ですから

楽曲毎に全ての音符化された和音を

読み直す必要がありますよね

 

ところがジャズピアノでは

リードシート上「コードネーム」で

和音が記号化されています

 

ですからどんな曲でも

「コードネーム」が表す和音さえ分かれば

演奏できちゃうのです

 

和音の響きさえ

コードネームから分かれば

押さえ方はなにも

音符に依る必要はありません

 

従って演奏できるレパートリーの数も

演奏の自由度も
クラシックピアノとは

比較にならないほど飛躍的に増すのです。

 

如何でしょうか?

今回のお話で少しでも

ジャズピアノへの興味が増してくれれば嬉しいです。

 

次回はジャスの演奏の自由度と密接な

関わりのある即興についてお話ししたいと思います。

 

 

このブログを読んで

少しでも興味を持たれた貴方

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ご連絡をお待ちしています

 

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