こんにちは

トランペットアンブシュア矯正コース
スクール代表の細川玄です

トランペットのピストン
戻らない、調子が悪い。。
でお困りの経験ありませんか?

昨日まで調子よかったのに
今朝は調子が悪いな。
なんてこともあるでしょう。

改善方法と日頃のお手入れ
調子悪くなるメカニズムについて
お話しますね。

調子悪くなる原因
私がいつも信頼してリペアをお願いしている
ベテランリペアマンから
聞いたお話です。

一日練習をした楽器のピストンは
金属摩耗が起きて
金属粉が発生しています

もちろん目には見えない
程度の細かいものです。

この状態で練習を終え
楽器をケースにしまう

この時に金属粉は
ケースに入れた形で沈殿をはじめ
やがて塊になります。

この塊が翌日の練習の時に
ピストンが戻らなくなる
調子が悪い原因となるのです。

さて
解決方法はあるのでしょうか?

ベストはきっとピストン部分を分解して
お湯で洗い流す事でしょうが
とても毎回は手間がかかり過ぎますよね。

私はこのようにしています。
現実的にサクッと手入れが出来ないと
習慣には出来ないので

一日練習が終わった後に
バルブオイルをさして
ケースにしまいます。

これだけで
ずっと良いコンディションを
キープ出来ます。

すでに
調子が悪くなってしまった楽器の
日頃のメンテナンス方法は

時間に余裕があれば
楽器屋さんに持ち込んで
プロの洗浄をお願いすることが
ベストですよね。

それが出来ないとき
良い方法があります。

ケースの中で楽器は
どの方向を向いて
一晩休んでいるでしょうか?

もし地面に向かって
バルブケースが下向きにあるならば
金属粉はバルブの底に
溜まる事になりますね。

このように一晩休んでいた楽器の場合
翌日バルブのボトムキャプを空けて
底からバルブオイルをさして上げると良いです。

私がかつて使用していた
旧いバックトランペットは
30年も使用した楽器でしたから
翌日の練習朝はバルブキャップを空けて
オイルをさしました。

これで一日コンディションは
良い状態です

ストレスなく当たり前にバルブが動くように
練習後、翌日朝のバルブオイルのさしかた
ちょっと気にしてみてくださいね。

あなたの余計なストレス開放されますよ!!

 

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