こんにちは。
東京都豊島区池袋東口徒歩1分トランペットアンブシュア矯正&ジャズ専門音楽教室
セプテンバーミュージックスクール代表、トランペット奏者の細川玄です。
緊急事態宣言下に於きましては皆様も多大なご苦労だった事と存じます。
これから少しずつ、無理なく、日常を取り戻していただき、楽器を奏でる喜びを再び感じていただきたいと心より願っております。
当スクールも6月より会員様向けに対面レッスンを再開いたしました。
体験レッスンも7月から本格的に再開となります
今回のブログは、トランペット特有の動作「水抜き」について考えてたいと思います。
「一緒に演奏を楽しむバンドメンバーの健康を守る」という新しい観点から、このブログには大切なことが書かれています。
是非お読みください。
新しい生活習慣とともに新しい練習習慣を取り入れましょう
トランペットを始め金管楽器は楽器演奏の際に、楽器にたまった水を抜かなければなりませんね。
皆さん、これまで水抜きの処理はどのように行っていましたか?
「床に吸水シートやタオルを敷いてそこに水を落としていた。。」
圧倒的に上記のように習慣として練習していた方が多いのではないかと思います。
少し前までは私も、トランペットを始めた頃からずっと30年以上、同じ習慣で練習をしていました。
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周囲の方や演奏仲間の健康にも配慮しましょう
個人レッスンなどは再開しましたが、 皆様が所属して音楽活動を楽しんでいる吹奏楽団や、ジャズビッグバンドなどはまだまだ練習再開に至ってないところが多いのではないでしょうか。
最大の問題は練習場所が三密に他ならないところですよね。
まだまだ時間がかかるかもしれません。
中でも金管楽器は、飛沫についてもう少し向かい合う必要があると思っています。
木管楽器も少々お水はたまりますが、それでも金管楽器の比ではありませんね。
圧倒的に金管楽器の水抜きの回数も多く、 それだけ周囲に飛沫感染させてしまうリスクが高い楽器だということは否めないと思います。
そこで、 これは私からの提案ですが、新しい練習習慣として「水抜き用のハンカチ」を必ず使用するようにしましょう。
水抜きの際はハンカチを右手に持って、ウォーターキー 全体を覆いハンカチ内に吸水させます。
これにより水滴は一切人目に触れることなく水抜きすることができます。
特に私のような数十年もトランペットを吹いている方は、 昔からの習慣で思いもよらなかったことだと思います。
しかし是非この習慣をこれから皆様には重要なことだと認識していただき、 それぞれの練習に取り入れ且つ、定着させて頂きたいと思っています。
いままでも本当は周囲を不快にさせていなかったか?
今まで我々は当たり前のように、 床に向かい水を抜いていましたが、 周りにいるバンドのメンバーは本当はどう思っていたでしょうか?
トランペットセクションの人間はあまり違和感を感じなかったかもしれませんが、 他の楽器の方々は心の中では抵抗を感じていたかもしれません。
これからは自分だけの問題ではなく、 一緒に音楽を楽しんでいる仲間の健康を守ると言う意味でもぜひ、水抜き用ハンカチを使用していただきたいと思っております。
女子大学生のトランペット生徒様が教えてくれた大切なこと
もう10年も前のことですが、 私の所に大学2年生の女性トランペットプレイヤーがレッスンに通っていました。
私は今までの習慣通り、 床に敷いたタオルに向かい楽器の水を抜いていましたが、 彼女は楽器ように用意してきたハンカチに水を吸水させていました。
「今時の吹奏楽部の女子部員はこのようにして水抜きをしているのか」と、とても感心した記憶があり、そんな第一印象でした。
それから程なく、 私は銀座にあるホテルの21階にあるラウンジで定期的に自分のバンドで出演する仕事をしておりました。
ホテルのラウンジでの演奏は、 お客様のテーブルの目の前ということもあり、不衛生な行動は一切慎まなければなりません。
お食事をされているお客様の目の前で、 床に向かって楽器の水を抜くという行為は お客様を大変不愉快な思いにさせるばかりでなく、 お店の印象も、またせっかく素敵な演奏をしても私の評価もバンドの評価も下げるものになってしまうと考え、 その仕事を受けてから私の生徒の女子大学生の行いを見習い、取り入れることにしました。
(実際のラウンジでの演奏の様子。満席のお客様の前で「水抜き」どうする?)
何の手間もありません。
自分のズボンの右側のポケットにハンカチを忍ばせておけば良いだけのことです。
そういう経緯から、今から7年前から、この習慣を取り入れることになりました。
新しい練習習慣を取り入れましょう
水抜きハンカチを手に持ち使用することで、私もお客様も、 また一緒に演奏するバンドメンバーも気持ち良い空間を共有することができ、 私自身も水抜きの行為に後ろめたさを感じずに演奏に取り組むことができるようになりました。
とても大切なことだと思います。
併せて読みたいブログ
当スクールも積極的に取り入れています
当スクールでは6月から対面レッスンを再開しましたが、 この水抜きハンカチを携帯することを必須といたしました。
床に吸水シートやタオルを広げることは避けていただくことを徹底してお願いしております。
音楽教室はトランペットの方だけでなく、 様々な楽器の方が利用します。
「金管楽器の後のスタジオには入りたくない」などと言われたくないですよね。
周りの人のことを思いやればこそ、 これからは水抜き用ハンカチを必ず携帯する演奏スタイルに変えていっていただきたいと思います。
ちなみに私は、 一日一枚使い取り替えるようにしています。
100円ショップで買い込んだハンカチを大量に持っています。
毎日柄が変わるだけでもとても練習が楽しくなるものです。
半年も使うとハンカチも色褪せてきますので、 私はその程度で大体処分し常に新しいハンカチを使うように心がけています。
是非今日から皆さんも、 楽器の練習の際には、 また本番の演奏の際にも、 楽器ケースには必ず水抜きのハンカチを毎日取り替えて携帯しましょう。
当スクールの感染症防止の取り組みです
□飛沫防止対策として、楽器の水抜き(唾抜き)は各自ハンカチをご用意ください。
床に吸水用シートやタオルを広げることはご遠慮いただいております
□マスクを着用してスクールまで移動をお願いします
□入室時には非接触体温計で検温します(先生も行います)
□手をアルコールで消毒願います
アレルギー等ある方はご自身で消毒液等のご準備をお願いいたします
□先生とは1.8メートル離れてのレッスンとなります
□前のレッスンから30分室内の換気時間を設けています
□横向きに並びレッスンを行います
皆様安心してレッスンにお通いいただけるよう全力で取り組んでおります
セプテンバーミュージックスクール
代表 細川玄
「トランペットアンブシュア矯正コース」はこちらをご覧ください。