音色が暗い､ 柔らかすぎて音が飛ばない､ ピッチが低い・・・どうしたら良くなるの？
皆さん､ こんにちは
横浜市神奈川区
京急神奈川駅から徒歩１分のトランペット専門音楽教室
セプテンバーミュージックスクール横浜校講師の石原舞です
このブログの先には
ご自身の音色が暗い､ 柔らかすぎる､
ピッチが低いのにもうチューニング管が入らない・・・
でも検索してもあまり解決策が出てこない・・・
と悩んでいるあなたにとって
とても有益なことが書かれています｡
ですのでどうぞ最後までお読みください｡
横浜でトランペットのレッスンを探しているあなたへ 横浜校トランペット講師：石原舞
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今回お話するのは4つ
1.音色が暗いということは響きが良いという事
2.音色が暗い､ ピッチが低いと思われる原因は？
3.まずは一旦楽器を置いて､ 自分の音感を鍛えましょう
4. 体で息や音を支えて吹く練習をしましょう
1.音色が暗いということは響きが良いという事
まず最初にお伝えしたいのは
音色が暗いということは
音に含まれる倍音が他の人よりも多くあるという事で
その分響きがとても豊かで
アンサンブルや合奏の時に他の楽器と上手くブレンドすることが出来る
素晴らしい音色を持っている！
という事です
縁の下の力持ちタイプの音色なので
アンサンブルをする上で必ず必要になる音色の持ち主ですね｡
これは誰でも出したくて出せる音色ではありませんので
ご自身の強みだと思ってもらえたら嬉しいです
ただ､ どうしても楽器の役割的に音を飛ばして主役にならないといけない場合が多く
いざ1stパートを任された時に音が飛ばなくて苦労する事は多いと思います
そしてそのような悩みを持つ人は少数ですので
誰かに相談しても
「頑張って息を入れて､ 気合いでなんとかなる！」
と言われて､ 気合いとは・・・という感じになる事も多いですよね｡
息を入れるのは間違ってないのですが
音色が暗くなりがちな人に対してのアプローチってあると思います
貴方の元々持っている良い面を大切にしながら
トランペットらしい部分も伸ばしていきましょう｡
2.音色が暗い､ ピッチが低いと思われる原因は？
ではなぜ音色が暗い､ ピッチが低いか､ についてですが
上記でお伝えした通り
音に含まれる倍音が他の人より多いから
というのが答えです｡
そしてなぜ他の人よりも倍音が多いかというと
元々持っているものというのもありますが
トランペットを吹く時に､ 他の人よりも
・アンブシュア（口の周りの筋肉の支え）が緩い
・アパチュア（唇の中心の､ 息が出る穴のところ）が人より開いている
・ノドの奥がとても開いている
・体全体が脱力に近い形で吹いている
状態になっている事が多いと感じます｡
要は脱力しすぎた状態で吹いているという事ですね
トランペットを吹く方は大抵この逆の事
つまり力んで吹いている事が多い為に
音がキツくなったりピッチが高くなるので
いかにリラックスをして吹くか､ を
トレーニングしていく訳です
ですが今回のようなお悩みを持つ方は
全体的に脱力しすぎていて
本来もう少し締めたり支えたりする場所も
緩みすぎている事が多いです
ですので
リラックスしたままでいい部分はそのままにして
（これが上記でお伝えした､ 元々持っている良い面はそのままにする部分ですね）
体の支えを作ったり､ アンブシュアやアパチュア
音感を鍛えていく練習が必要になってくるという訳です｡
最新の石原舞先生のブログはこちら
音色が汚い､ キツい､ 柔らかくしたい・・・何をしたら良くなるの？
喉に力が入ってしまう､ 力んでいると言われる､ 音が詰まっている・・・直し方はある？
3.まずは一旦楽器を置いて､ 自分の音感を鍛えましょう
では体の支えを作ったり
アンブシュアやアパチュアを作っていく練習方法は！？
となると思いますが､ その前に
まずは自分の音感のチェックをしてみましょう｡
それは何故かというと､ 実は上記でお伝えした他にももう一つ
音色が暗くなったりピッチが低くなってしまう原因があります｡
それは､
・そもそもの自分の中での音程のイメージが低いという事です｡
音程のイメージがズレていると
折角吹き方の調整をしてもピッチは上がらず暗い音色のまま
になってしまいます｡
実は､ ピッチが低い人は
ご自身の音感も低くなっている事がとても多いです｡
自分の音感？となると思いますが､ 要は、
例えば五線の真ん中のFの音を歌い
チューナーで確認するととても低くなっている方が多い
という事です｡
では実際にやってみましょう！
ピアノやアプリのピアノやチューナー機能でFの音を鳴らして聞き
同じように声に出して歌ってみてください
この時､「あー」と発声して歌ってみましょう
ちなみに､ 声が低い方は1オクターブ低くても大丈夫です
そして歌ったまま､ チューナーを口元に近づけて
自分の歌声のピッチを確認してみてください｡
どうでしょうか？下がっていませんでしたか？
ここでピッチは完璧！緑のランプが点いていました！という方は
B♭ durのスケールを一音ずつ確認して
大丈夫ならゆっくり音階を上がり下りしてみてください｡
（単音なら大丈夫でも、スケールになるとなんだか変になる場合もあるので）
そしてここでチューナーの針が
左に振れて左の赤いランプが付いた方
これがご自身の音感が低くなっている､ という事ですね
まずは無理にでも高めに歌って
チューナーの緑のランプが点くように調整してみてください
恐らく体感としてはすごく高く感じると思いますが
これが「正しい音程」になるのでこの音で覚え直していきましょう
そしてこの時に､ 無理に喉を締めたりせず
合唱で歌うような歌声で合わせられるようになれば完璧です
後は上記のように､ B♭ durのスケール練習に進んでください｡
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悩んでいる保護者様の方へのブログ
個人レッスンを習わせるか悩んでいる保護者の方、そして上手になりたいと考えているお子さん
4. 体で息や音を支えて吹く練習をしましょう
さあ､ 音感をズレを認識して修正したところで
実際に楽器で吹いていきましょう｡
どうでしょうか？
音色やピッチの変化はありましたか？
変化があった方は､ この感覚を忘れずに
様々な基礎練習や曲練習に臨んでいきましょう
変化がなかった方､ 最後に体を使えているかを
確認していきましょう｡
吹く時に体の力が抜けすぎていると
音もぶら下がり気味になってしまい
結果として音色が暗くなったり柔らかくなりすぎたり
ピッチが下がります｡
↓大袈裟にやってますが､ この動画のような感じの音になります
ぶら下がらないで吹く為には
腹筋を使って､ お腹から息を吐き出す事を意識してみましょう｡
イメージは､ 気功でゆっくり息を吐きながら
ポーズをとっているおじいちゃんです｡
ですが腹筋を使い､ 力を入れて吹くというと
どうしてもトイレで大きい方を頑張る感じで
（お食事中の方､ すみません）
息が吐けなくなってしまう場合も
多いので気をつけたいところです｡
これも大袈裟にしていますが､
↓の動画のような感じはあまり良くありません｡
楽器を吹くときは
腹筋や体全体を使って息をゆっくりギュッと吐き出す
このイメージを常に持ちたいですね
こうすると鳴っている音に芯が生まれ
輪郭のハッキリした音色になりやすいですし
音色やピッチも明るくなっていきます｡
↓の動画が良いバランスで吹けている時です｡
いかがだったでしょうか？
今回は音色についてのお話しでした
音色が暗い､ 柔らかすぎる､ ピッチが低いという悩みを
お持ちの方は少数だと感じます｡
そして少数だからこそ
他のトランペッターからの理解を得にくかったり
解決法が分からなくて直らないまま・・・となる事も多いですよね｡
今回お伝えした解決方法は､ 正直
なかなか一人で修正していくことは難しいものが多いのと
第三者から合っているかどうかの答え合わせをしながら
進めていく方がやりやすいです
少し試していただいて､ これで合っているかの答え合わせに､
是非無料の体験レッスンを受講してみませんか？
もちろん､ このブログだけではよく分からない！と
思った方も是非一度いらしてください
一緒に､ 貴方の吹き方の癖を見つけて修正してみましょう｡
周りの方と少し違う悩みを持つ貴方からの
ご連絡を心よりお待ちしております
セプテンバーミュージックスクール横浜校
トランペット講師：石原舞
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