こんにちは。
東京都豊島区池袋東口徒歩1分トランペットアンブシュア矯正&ジャズ専門音楽教室
セプテンバーミュージックスクール代表、トランペット奏者の細川玄です。
今回は昨年末に トランペットアンブシュア矯正コースにご入会された20代女性(会社員)A様のレッスン事例をご紹介いたします。
平日は毎日とても忙しいお仕事のようで、レッスンは土日のどちらか月2回毎回欠かさず通って下さっているとても熱心な方です。
トランペットを始めたくて楽器は購入したけれど、しっかりと吹けるようになりたいからと当スクールにご入会くださいました。
最初のレッスンで「舌」のフォームを詳しく説明
最初のレッスンで口の中のお話、「舌」について詳しくお話をしました。
口の中で「舌」には演奏するときのフォームが存在することを具体的に、「舌」が音程を作る重要な役割をしている事をお話しています。
徐々に音域が広がる 安定して吹けるようになる
最初はひとつの音を出せることを練習し、 音が出せるようになってきたら別の音程の音も吹いて行きます。
彼女はじっくりと練習に向き合うことが、自分の上達につながるということを理解されてレッスンに望んでいるように見えていました。
このような姿勢はとても上達に大切な事です。
1ヶ月が経ち2ヶ月が経ち、いろんな音程が吹けるようになり音域も広がってきた頃、今回のコロナ禍で4月5月は対面レッスンが叶いませんでした。
しかし彼女はそれでも私のオンラインレッスンも全て受講され、コロナ禍でも練習を欠かさず熱心に行っていました。
ご入会からちょうど半年が経ちましたでしょうか。
彼女は安定してトランペットの音が出せるようになり、 音域もだいぶ広がってきましたので、今では様々なエチュードを吹けるようになるところまで来ました。
コロナ禍 対面レッスン再開 そして感動が!
当スクールも6月から対面レッスンが再開となり、久しぶりにリアルでレッスンを行いました。
そこで私は、今日のレッスンの最後で 「一緒にデュエットを吹いてみましょう」と話し、用意しておいたデュエットの譜面を出しました。
上のパートを4小節単位ぐらいに分けて、先ず最初に私がお手本を吹き、それと同じことを生徒様に吹いていただきました。
最後まで吹けたら今度は一人で通して吹く練習をしました。
トランペットアンブシュア矯正コースでは、必ず最初に私がお手本を吹き、続けて生徒様に吹いていただいております。
先生と交互に吹くことで「何が違うのか?」がとても解りやすいと多くの生徒様が仰います。
通常のエクササイズのレッスンをやるのと同様に、デュエットの練習の時もこのように同じようにお手本を理解して自分がトライしていただく形をとっております。
上のパート下のパート両方 練習を終えたところで、いよいよデュエット演奏です。
フェルマータのついているところなども私のキューに合わせて頂いて、ぴったりと息を合わせて演奏をしてくださいました。
生徒様は最初に下のパートを吹くことを選び、次に上のパートを吹きました。
コロナ禍で 会うことも叶わず、もちろん合奏もできない大変辛い日々が続きましたね。
デュエットを吹き終わった後に生徒様はこう仰いました。
「 久しぶりに人と合わせて音の響きを感じることができて、今とても感動しています。。」
彼女は半年間、じっくりしっかりレッスンの意義を理解して向かい合ってきてくださったからこそ感じられた喜びだったのだと思います。
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音が揺れてしまう どうしたらいい? トランペットアンブシュア顎
レッスンの意義を考えてみましょう
当スクールでは一貫してお伝えしていることがあります。
レッスンの意義とは
「正しい情報をあなたの体の中に正しく落とし込む」
という事です。
正しい情報とは、生徒様一人一人に合った練習方法を知ることです。
トランペットアンブシュア矯正コースのレッスンでは、 生徒様一人一人メニューがすべて違います。
生徒一人ひとりにカスタマイズしたレッスン内容であるからこそ、生徒様自身が「自分にとって正しい情報」だと信頼し練習に向かい合う事が上達への大変重要な鍵だと考えております。
情報はインターネットを検索すれば、たくさん出てきます。
しかし大切なことは「あなたが吹けるようになるために正しい情報であるのかどうか」ではないでしょうか?
それは、あなた自身が見極める必要があるのです。
多くの記事は、その記事を書いた先生もしくはプレイヤーが「自分にとってベストな方法」を語っているに過ぎないものが、ほとんどだと感じています。
また、古い慣習のまま、それを信じて書かれている「間違った情報」を堂々と書いている記事や解説動画も沢山見受けられます。
私は高校時代、トランペットを全く鳴らせなくなってしまったところから、 私も自分のトランペットの先生に習って、正しい情報を学び、体に落とし込むレッスンの日々を20年以上重ねました。
そして今があるのです。
吹けなくなってしまった人が、どうしたら吹けるようになるのか?
そのことに私は長い時間向き合ってきました。
ですから、今トランペットの奏法で悩み苦しんでいるあなたへの的確なアドバイスができるのです。
当スクール人気ブログはこちら
トランペットのアンブシュア崩壊した私 そして再起までの軌跡 その1
トランペットのアンブシュア崩壊した私 そして再起までの軌跡 その2
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そして今日ご紹介したレッスン事例の彼女のように、トランペットを習う最初から「正しい方法を知りそれを理解し、 体の中に落とし込むレッスン」を受講して行けば、やはり上達は早いものです。
しかしながらトランペットという楽器はやはり一朝一夕には上達しない難しい楽器だと思います。
難しい楽器だからこそ、吹けるようになることには価値があり、他の人が真似できない煌びやかで華のある演奏ができるようになるのではないでしょうか。
コロナ後の新しい世界で活躍できる自分になるために
コロナ禍で、所属している吹奏楽団やビッグバンドをはじめそれぞれ仲間と音楽を楽しむ環境をお持ちだった方も多いと思います。
まだ練習場所が閉鎖されたままの場所も多いでしょうし、 長引くことで数ヶ月先の定期演奏会や予定していたコンサートなどが延期もしくは中止になっている方々も本当に多いことと存じます。
かく言う私もその一人です。
私が演奏を楽しんでいる所属のジャズビッグバンドは練習場所の再開が未だできず、毎年秋に開催していた定期演奏会も今年は中止を余儀なくされました。
思い通りにいかない日々が続きますが、こんな時こそ、自分の技術をしっかりと磨く良いチャンスと捉えることもできます。
スクールでは感染拡大防止対策をしっかりとしてレッスンを行っております。
当スクールでは対面レッスンを基本としておりますが、ご入会後であればご希望の方にはオンラインレッスンでご受講いただくことも可能としております。
(生徒様の状態によりますのでオンライン受講をお勧めしない場合もございます)
レッスンを継続することの大切さは、 あなた自身のトランペットの技術を磨く事はもちろんですが、同時にあなたの心の魂の喜びを 同時に磨いているように感じます。
スクールでは若い方にもトランペットを演奏する喜びを感じていただきたいと心より願っております。
そこでお通いやすくなるプランもご用意いたしましたので是非ご活用ください。
新しい時代にふさわしいあなたになりませんか?
これからきっと新しい時代が来ることでしょう。
新しい時代にふさわしいあなたになりませんか?
私はそんなあなたの向上心を最大限応援いたします。
思い切って当スクールの門を叩いてみてください。
きっと未来が変わります。
セプテンバーミュージックスクール 代表 細川玄
「トランペットアンブシュア矯正コース」はこちらをご覧ください。